30代サラリーマンの徒然なるブログ

30代の子持ちサラリーマンのブログです

大企業出身の50代に限って失敗する「残念な転職活動」

素晴らしいキャリアも うまく伝えられなければ、持ち腐れ

 

50代の人は所属やポジションしか書かない人が多くいます。それで「希望は年収1500万円」と言われてもマッチングのしようがありませんし、どの会社も採用するわけがありません。何をできる人なのかすら、よくわからないのですから。

 

具体例で言うと、ある一流大学出身で大手商社勤務の52歳、現在の年収は1800万円。本当にそれぐらいしか書いていないのです。

 

ただし、この人に転職の可能性がないわけではありません。詳しく話を聞いてみると素晴らしい経歴の持ち主で、もし面白くて将来性の高い仕事であれば年収が1500万円まで下がっても動きます、というような人も実際にいます。

 

要するに、素晴らしいキャリアの持ち主なのに伝え方が下手でみすみす転職の機会を逃している人が40代、50代には少なくない、ということです。実にもったいないというほかありません。

 

なぜ転職下手な 50代が多いのか?

 

終身雇用が崩壊したといわれる時期に30代を過ごし、それまでのような「君の意思は関係ない。会社の言う通りにしなさい」というキャリア形成から「自分のことは自分で決めなさい」に180度方針が転換する時代を経験した世代です。

 

それで会社を辞めて転職や独立をした人間もいましたが、依然としてそのまま終身雇用のパラダイムで生きてきた50代もかなりいます。そういう人たちは当然、マーケットでの転職の仕方もわからないままです。

 

また、一定以上の給与をもらっているエグゼクティブの場合、転職経験はあっても全部知り合いに引っ張られて、というケースもあります。こういう人はマーケットでの転職活動が初めてになるため、残念な転職活動をしている場合もあるのでしょう。

 

エグゼクティブはどうやって 転職情報をキャッチしているのか?

 

転職を重ねてキャリアアップを実現してきたエグゼクティブは、長年付き合いのあるキャリアコンサルタントを2~3人持っていることが多いようです。

そもそもエグゼクティブの求人は数が少なく、その情報がオープンにされることもあまりありません。

 

ヘッドハンティングで声をかけるときも、求人している会社が特定できない形でアプローチします。それでご興味を持たれたら実際に会って話をして、打診するかどうかを決めるというプロセスを取ります。だからエグゼクティブ求人を転職情報サイトで血眼になって探しても、まずキャッチはできないのです。

また、エグゼクティブ案件は数が少ないので、その人に合ったオファーが常にあるとは限りません。ですから人材紹介会社にエントリーしてもすぐに良い案件が見つからないこともありますが、しばらく待つとその人にぴったりのオファーが出てきたりします。要するに、その時はないけれど後で出てくることがよくあります。

 

エグゼクティブがお抱えキャリアコンサルタントを持っているのは、こうした背景があります。つまり転職市場で顕在化せず、かつ出てくるタイミングが不明なエグゼクティブ求人を得るためです。

 

エグゼクティブがお抱えキャリアコンサルタントを見つけるには、やはりエグゼクティブを中心に展開している人材紹介会社を選ぶことです。キャリアについてアドバイスをもらう人も徹底的に選んだ方が良いでしょう。

 

コンサルティングを重視しているところならコンサルタントの指名制度を用意していたりもします。これまでのバックグラウンドや実績、どんな分野に強いかも公開されていることが多いですから、それらをチェックして自分に合いそうな、エグゼクティブクラスをたくさん決めている人を指名すると良いでしょう。

 

40代、50代の人が若手を中心に手掛けている人材紹介会社に行ってもコンサルタントは若くて経験の浅い人が多く、歴戦のつわものたるおじさんおばさんのすごさを見極めることができず、適切なアドバイスを受けることは期待できません。

そもそもエグゼクティブや40代、50代向けの案件がありませんから、自分に合った人材紹介会社を選ぶことが大切です。